【恵美須町(大阪)】100年以上の歴史を持つ始終着駅「阪堺電車阪堺線 恵美須町駅」

大阪市浪速区で堺筋・国道25号線に新世界のシンボル「通天閣」へ繋がる通天閣本通が交わり 「地下鉄 恵美須町駅」ある恵美須交差点南西角に『阪堺電車(阪堺電気軌道)阪堺線 恵美須町駅』があります。
「通天閣」のある「新世界」を散策していた私は 歩いて難波・心斎橋へ向かうついでに駅にも訪れてみました。

駅は1911年(明治44年)開業し 開業当時 大阪財界が恵美須町が一大ターミナルになることを見越して内国勧業博覧会跡地の当地に作られた歓楽街「新世界」をお膝元に控え 実に100年年以上の歴史がある形になりますが「恵美須町」が難波や天王寺のようなターミナルとなることは無く 1日の乗降人数は1000人程度と上町線の天王寺駅前駅の10分の1以下の状況にあったことから 2014年のダイヤ改正で大幅減便となり 阪堺線の起点駅でありながら 当駅から阪堺線の終点浜寺駅前まで直通する電車が全廃されてしまったようです。しかし 駅舎は100年以上の歴史を感じさせるレトロな雰囲気を残していて 時間が止まったかのような錯覚を感じさせています。
また 駅の正面入口に掲示されている「阪堺電車のりば 恵美須町駅」と書かれた看板にもレトロさを感じさせてくれます。

『阪堺電車阪堺線 恵美須町駅』は 頭端式の3面2線となっていますが 名古屋人である私の考えになってしまいますが 恐らく 2014年の減便によって正面入口を入った手前側の線しか使われていないかも知れませんね。

2014年に減便された現在は一部の時間帯を除き1時間に3本に留まっています。
ちなみに 阪堺電車は乗車してから どこの駅で降車しても大人料金は210円で 子供料金は110円となっています。

手前側の線に停車している電車を乗車側と降車側からそれぞれ撮ってみました。

ホーム入口手前の左側にはコインロッカーに加えレトロな雰囲気を残した駅ながらも外貨両替機が設置されていました。

それから 正面入口には喫茶店と洋風居酒屋もありました。

「恵美須町」 は残念ながら 一大ターミナルになることはなりませんが『阪堺電車阪堺線 恵美須町駅』は良き古きつつ良い駅でありたいのと「阪堺電車阪堺線」がいつまでも良い路線でありたいと私はそう思います。

『阪堺電車阪堺線 恵美須町駅』を訪れた私は 堺筋歩道を歩き通って難波・心斎橋へ向かったのです。 

(撮影・調べ・文/PONTA   2018年1月11日)












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