【近畿日本鉄道】名古屋から大阪方面へ行く特急が満席なら乗り継ぎ利用がオススメ!

1947年10月8日に運転を開始し 昨年(2017年)10月には70周年を迎えた「近畿日本鉄道」の特急列車(略して近鉄特急)は 名古屋・大阪・京都・奈良・伊勢志摩などを結び 多くの観光利用客・ビジネス利用客などの方々に安心と快適を乗せて走り続けていますが 近鉄名古屋駅から出発する近鉄特急は大阪方面・伊勢志摩方面と結んでいます。

そこで 今回なんですが 近鉄名古屋駅から特急で大阪(鶴橋・上本町・難波)へ向かう場合 名古屋駅にやってき来て 乗りたい大阪方面行き特急の特急券を購入しようしたら満席であった場合「次の大阪方面行き特急にしよう」「空いてる特急にしよう」とされてる方もいらっしゃるかと思いますが こういった場合は 伊勢志摩方面行き特急に乗車して 伊勢中川駅で伊勢志摩方面からやって来る大阪方面行き特急に乗り継いで向かうことがオススメなんです。もちろん 特急料金も直接向かう特急と同額です。


近鉄名古屋駅の近鉄パッセのあるビル側のコンコースにやって来ました。朝の7時50分頃にやって来て この日は近鉄特急に乗車して大阪へ向かう私でした。


大阪難波までの特急券・乗車券を購入するために窓口に訪れたのですが 7時50分の時点で8時ちょうど発と20分発の大阪難波行き特急は満席になっていて 窓口にも満席と書かれた札が掲げられてました。この札を見ると次以降の空席のある大阪難波行き特急の特急券を求める方もいらっしゃるかと思いますが 8時ちょうど発の大阪難波行き特急の後に発車する8時10分発の伊勢志摩方面(賢島)行き特急に乗車すると 名古屋線・大阪線・山田線の分岐点となっている伊勢中川で伊勢志摩方面からやってきた大阪難波行き特急に乗り継ぐことができるのです。 

切符販売窓口や自動券売機の上部に路線が描かれた特急料金表と発車時刻表が掲げてありますが 直接向かっても 乗り継いで向かっても掛かる特急料金は同額です。それから 大阪方面へ向かう特急も 伊勢志摩方面へ向かう特急も ともに一部の時間帯を除き 毎時2本 場合よって3本運行されていますが 一部の列車を除いて 伊勢中川に停車する伊勢志摩方面へ向かう特急は大阪方面行きの特急に乗り継ぎことができるので 大阪方面へ向かう特急は 実質1時間あたり4本 場合によって5本の運行している形にもなります。但し 伊勢中川駅で乗り継ぐ場合の大阪方面へ向かう特急は大阪上本町止まりのものもありますが 鶴橋駅・大阪上本町駅で下車の場合は全く問題が無いし 大阪難波へ向かうのにしても 鶴橋駅で下車してすんなりと乗り継ぐことができます。また 名古屋駅から大阪方面へ向かう
(尚 時刻表は特急部分のみ抜粋しました。)

こちらが私が購入した乗車券付き特急券になります。直接 大阪難波行き特急に乗車するのと同じ4260円です。券面には「8:10発 賢島ゆき のりかえ伊勢中川 9:11発 大阪難波ゆき」に2つの列車の座席番号が書かれています。

改札を通って列車が発車するホームへ行くと8時10分発の賢島行き特急が停車してました。車両は22600系(Ace)のリニューアル車で 車内座席はピンクに近い赤色に包まれたシートで 各座席前部に車内案内が書かれたテーブルと座席下部にパソコン・スマートフォンに便利な電源コンセントが設置されています。

列車に乗車して座席に着き 発車後 駅ホーム内で購入した缶の角ハイボールとバターピーナッツで軽く乾杯してました。

9時10分 名古屋線・大阪線・山田線の分岐駅となる伊勢中川駅に到着して この駅で下車をし 下車したホームの反対側に伊勢志摩方面からやってきた9時11分発の大阪難波行き特急が 私が乗車した賢島行き特急を待ち構えるような形で停車していて 乗り継ぎとして その列車に乗車しました。
(尚 駅名表示板は時間の都合上で撮ることができず 以前に撮ったものを使わさせていただきます。)

車両は22000系(ACE)のリニューアル車で リニューアル前とは全く変わった座席 白とグレーの縞模様に包まれたシートで こちらも座席前部に車内案内が書かれたテーブルが設置されていて そのすぐ左下に電源コンセントが設置されてました。

乗車した大阪難波行き特急では 車内に設置された自販機でボトル缶コーヒーを購入して座席内でいただいていました。

そして 10時35分 JR大阪環状線の乗り換え駅である鶴橋駅に到着しました。ホントなら大阪難波駅まで向かう私でしたが 急遽 予定を変更してこの駅で下車をしました。

下車後は列車を見送り JR大阪環状線に乗り継ぎ通天閣のある新世界の最寄り駅の新今宮駅まで向かったのです。


いかがでしたか。近鉄特急で 名古屋から大阪方面へ向かう場合 または 大阪方面から名古屋へ向かう場合 駅にやって来て 乗車したい大阪方面行き特急 あるいは名古屋行き特急が満席の場合 伊勢志摩方面行きの特急に乗車して伊勢中川駅で乗り継いで向かうこともオススメします。
あとそれから 名古屋から名張(三重県)・大和八木(奈良県)へ向かう場合 あるいは大阪方面から白子・四日市・桑名(ともに三重県)へ向かう場合 直接向かうことのできる列車は一部時間帯は2本の運行で あとは1時間に1本の運行となりますが 伊勢志摩方面行き特急に乗車して伊勢中川駅で乗り継ぐと実質1時間に3本の運行 場合によっては4本の運行と考えて良いでしょう。また 大阪方面から白子・四日市・桑名へ向かうのであれば 鶴橋から津までノンストップ(一部は大和八木にも停車)の名古屋行き特急に乗車して 津で白子・四日市・桑名に停車する特急に乗り継ぐことができることから実質1時間あたり4本 場合によっては5本の運行と考えても良いでしょう(逆方向の乗り継ぎ利用もできます)。
尚 乗り継ぐ前の列車 または 乗り継ぐ列車が満席であった場合はご容赦下さい。


(撮影・調べ・文/PONTA 記事更新日/2018年5月6日)






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名古屋在住のPONTAが 名古屋を中心に 時には 名古屋以外の東海エリア・東海エリア以外へ街とりっぷ(街の旅)をしながらあれこれな情報や街に関したニュースをお届けしていく新感覚WEBマガジンです。 『PON-Po(ポンポ)』とは 街とりっぷをする本人である『PONTA』。あれこれなどな情報をお届けする形で記事を掲載していく『Post』。その『PONTA』と『Post』を合わせて略称したものです。

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