岡崎〜新豊田〜高蔵寺を結ぶ第3セクター方式の鉄道「愛知環状鉄道」に乗車。

愛知県岡崎市のJR岡崎駅から豊田市の新豊田駅や瀬戸市の瀬戸市駅などを経て春日井市のJR高蔵寺駅まで45.3kmに渡って繋がる「愛知環状鉄道」は 岡崎から新豊田までの区間であったJR岡多線を1988年1月31日に第3セクター方式の鉄道として 現在の社名として会社設立し 現在の区間まで延伸して開業した鉄道線で 通称「愛環線」や「愛環」とも呼ばれています。
第3セクター方式の鉄道といえば経営が厳しい鉄道会社が多いのではという話を聞くかと思いますが「愛知環状鉄道」の沿線地域は高校や大学が多く点在し トヨタ自動車の本社や工場群も点在し さらに2005年に開催された愛知万博に合わせ 豊田市の北西部に所在する八草駅が 名東区・藤が丘から繋がるリニモと連絡することから それなりの利用客があるようで 第3セクター方式の鉄道としては珍しく黒字経営が続いているようです。

といこうとで 今回は「愛知環状鉄道線」に乗車した話題。ある土曜日の夕方 私は豊田市の新豊田駅駅近くにあるライブハウスへライブハウスへ向かう際「高蔵寺から「愛環」で行ってみよう」と思い JR中央線で高蔵寺駅へやってきて そこから新豊田駅まで「愛知環状鉄道」の列車に乗車して向かったのです。


JR中央線で春日井市の東部に位置するJR高蔵寺駅にやってきました。この駅から瀬戸市駅・新豊田駅などを経て岡崎まで行く「愛知環状鉄道」の列車が発車します。

JRの自動券売機の左横に「愛知環状鉄道」の自動券売機が2台設置されていて 運賃表と発車時刻表も掲示されています。ちなみに高蔵寺から5時台から0時台まで運行されている1時間辺りの運行本数は5・6時台と23・0時台を除き3〜4本ですが 平日の17〜20時台はJR中央線から瀬戸口駅まで直通する列車も運行していて 17〜19時台に関しては5本運行という形になります。

私も券売機で新豊田までの乗車券を購入。高蔵寺から新豊田までは600円です。

改札口の天井部分にはJR線同様に「愛知環状鉄道線」の発車時刻案内表示が掲げてあります。
それから「愛知環状鉄道線」内では TOICA manaca Suica ICOCAなどのICカード乗車券が一切利用できないのでご注意を。

1番南側の1番のりばが「愛知環状鉄道線」の乗り場となりますが 改札口を通って1番のりばへ上がってくると 17時03分発の岡崎行きの列車が停車していました。「愛知環状鉄道」で使われている2000系の車両はJR東海313系の列車とほぼ同じ形をした車両となっていて 停車しているブルーラインの入った車両に加え エメラルドグリーンのラインの入った車両もあります。

横側は青い帯ライン以外は 全く313系の同じ形をしています。

車内へ乗り込みました。座席シートは横形と縦型を合わせた固定クロスシートとロングシートを合わせたものになります。

横形になったシートに着いて 列車は出発進行へと。

ドアの上部には 片方にはLED形案内表示板が。もう片方には「愛知環状鉄道線」の路線図が。

車両先端の壁画上部には車両形式と禁煙のマークが。

高蔵寺駅から出発後 列車からの車窓を眺めながら缶チューハイで乾杯もしちゃいました。

高蔵寺駅を出発した6分後の17時09分 2つ目の瀬戸市駅に到着。こちらの駅では名鉄瀬戸線と連絡しています。それから 画像が無くて申し訳ないのですが 5つ目に停車する八草駅に停車ではリニモと連絡しています。

17時38分 高蔵寺から11個目の停車駅となる新豊田駅に到着しました。私はこの駅で降りることに。
駅名表示板には駅ナンバリングが表示されていますが「愛知環状鉄道線」の場合は線が1つしかないことから数字番号のみとなっていて 降車した新豊田駅の場合は「12」となります。

列車から降りてから 出発を見送ることに。

出発を見送った後すぐ 今度は反対側の高蔵寺駅方面のりばにエメラルドグリーンのラインが入った2000系の列車が。

ホームから眺めた松坂屋とt-faceというショッピングビルの模様です。その奥側には名鉄豊田市駅があります。

駅から出てから 少し見にくいかも知れませんが 新豊田駅の模様をパチリと。

新豊田駅から出てからは新豊田駅・豊田市駅周辺を軽く散策してから 駅近くにあるライブハウス「ケントリー」へ訪れてライブ鑑賞をしていた私でしたが 実は この日 豊田市駅から東へ進み矢作川の橋を渡ってすぐ右側にある豊田スタジアムでは某ビッグアーティストのライブが行われていました。ちなみに私が鑑賞したライブのアーティストもまた違った某ビッグアーティストの元メンバーでした。
それはさて置き「愛知環状鉄道」は 今後もより便利に利用しやすい良い鉄道線でありたいですね。それと「愛知環状鉄道」でも早く ICカード乗車券を利用可能になって欲しいなぁと思っている私です。


(取材・撮影・調べ・文/PONTA 記事作成日/2018年9月11日)





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名古屋在住のPONTAが 名古屋を中心に 時には 名古屋以外の東海エリア・東海エリア以外へ街とりっぷ(街の旅)をしながらあれこれな情報や街に関したニュースをお届けしていく新感覚WEBマガジンです。 『PON-Po(ポンポ)』とは 街とりっぷをする本人である『PONTA』。あれこれなどな情報をお届けする形で記事を掲載していく『Post』。その『PONTA』と『Post』を合わせて略称したものです。

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