岐阜県第2の都市 水の都・大垣市街の歩きとりっぷへ。

1918年4月1日に誕生し 今年で市政100周年を迎えた岐阜県大垣市は 日本列島のほぼ中心にあり 東京までの距離が約410km 大阪までの距離が約146km 名古屋までは約44kmと大都市圏に近い生活圏の中に位置をし 人口16万人強の持つ岐阜県第2の都市です。また 松尾芭蕉の奥の細道の最終終着点となっていることに対して有名であり 長良川を含め市内を流れる一級河川が総計で15河川あることや国内有数の地下水の自噴帯に位置していて良質で豊富な地下水に恵まれていることから「水都」とも呼ばれ 市全体をあげて「水の都・水都大垣」をアピールした都市でもあります。

大垣市は昔から何度か訪れている街ではあり 中心部から離れた上石津町は私の父の在所地でもありますが 今回は JR・養老鉄道・樽見鉄道が乗り入れる大垣駅から市街地を歩きとりっぷした模様をお届けします。

JR東海道線・快速で大垣駅にやってきました。名阪近鉄バスの車両を挟んだ背景は大垣駅の駅ビル「アピオ」ですが 現在は改装工事中でビル内のお店は全て閉めており 来年(2019年)の4月に「アスティ大垣」としてオープンする予定です。

駅前広場西側には ホテル テナントビル マンションなどが立ち 開発が進んでいるモダンチックさを感じた反面 東側は昔ながらの建物が立ち並びレトロチックさが感じます。

駅前広場にはこんな噴水広場もあります。それと画像が無くて申し訳ないのですが 歩道部分にも噴水が設けてあり水が流れていて 駅前でも さすが「水の都」らしさを表しています。

駅前には寛政10年(1798年)に創業し今年で220周年を迎えた 岐阜県代表銘菓と言われる大垣の老舗和菓子店「金蝶園総本家」の大垣駅前本店があります。お店で販売している金蝶園饅頭や水まんじゅうは大垣名物となっており 私も水まんじゅうをいただきましたが 冷んやりした水々しさでもっちりとした食感で良い甘さをした美味しさでした。

➡️ Googleマップ

➡️ 金蝶園総本家 ホームページサイト


南へ少し歩き進んだ交差点角には大垣の百貨店「ヤナゲン大垣本店」があります。現在はA館の1館のみですが 元々はA館・B館・C館の3館あった百貨店でした。

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➡️ ヤナゲン大垣本店 ホームページサイト


駅前広場から南へ繋がる通りを歩き進むとせせらぎな流れをした河川「水門川」が見えてきます。木曽三川の木曽川水系の支流で1653年に作られた「川口村水門」に由来が名称のこの川は 1635年に大垣藩主として大垣城に入城した戸田氏鉄氏により大垣城の外堀として築かれ 大垣城の外堀のみならず 揖斐川を介して大垣船町と桑名宿を結ぶ船運の運河の役割を持っていたと言われてます。

(画像は新大橋からのぞんだものになります。➡️ Googleマップ


駅から南へ繋がる通りは「OKBストリート」と呼ばれ 歩道を覆ったアーケードにはそのフラッグが掲げています。ちなみに「OKB」とは「大垣共立銀行」を略して名付けているもので もしかしたら あの人気アイドルグループにあやかってでは名付けたのではないかと密かに思ってしまいます。

大垣のタクシー「スイトタクシー」の車両です。「スイト」は「水の都」にあやかったものです。

➡️ スイトトラベル ホームページサイト


「OKBストリート」を歩き進むんだ郭町交差点角には「OKB」こと「大垣共立銀行」の本部ビルがあります。ビルの最上階・17階には「OKB Sky Lounge OGAKI」と呼ばれるラウンジがあり「大垣共立銀行の歴史資料」や「河童連邦共和国と大統領土屋 斉の世界」を鑑賞できるほか 自然豊かな大垣の風景はもとより 雄大な日本アルプス 広大な濃尾平野など 360°の一大パノラマを上品かつゆったりとした空間の中で楽しめるようになっています。こちらはまた何れ訪れたいです。

➡️ Googleマップ

➡️ OKB Sky Lounge OGAKIについて詳しいサイト(大垣共立銀行 ホームページサイトより)


郭町交差点からは西方向へ歩き進み 北側歩道から見えてくるのは「大垣公園」です。1880年に大垣城の本丸を中心に開設し 市内で一番古い都市公園であり 県内でも一番古い都市公園とも言われ 桜の時期なると花見客で賑わいます。それと北東側にある大垣城と東側にある大垣城ホールもパチリと。
(公園の画像は芝生広場からの模様になります。)

➡️ Googleマップ

➡️ 大垣公園について詳しいサイト(大垣市 ホームページサイトより)


公園に面した通りからの西側交差点から南へ歩き進んでいくといくと西側には 今度は「大垣市役所」の本庁舎が見えてきます。現在の本庁舎は1964年に建てられたものになりますが 実は現在 新しい本庁舎を建てる工事が進んでおり 2021年に完成する予定で災害にも強い本庁舎になるようです。

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➡️ 市役所についての詳しいサイト(大垣市 ホームページサイトより)


市役所から南へ歩き進んでいくと再び「水門川」が。

さらに歩き進んで 今度は「船町港跡」にやってきました。港跡のある船町は松尾芭蕉の「奥の細道のむすびの地」であり 芭蕉はこの港から水門川を船で下り 桑名宿へ向かい江戸に戻ったと言われています。港跡には高さ8mある住吉灯台も立っています。

➡️ Googleマップ


船着場から望んだ「水門川」の模様も。

「水門川」と通りを挟んだ西側には「大垣市奥の細道むすびの地記念館」があります。こちらの施設では 大迫力の200インチスクリーンでの3D映像や ゆかりの資料 ジオラマなどで松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」を辿る芭蕉館と 江戸時代後期から幕末にかけて活躍した大垣ゆかりの5人の先賢を紹介する先賢館があり 共に常設展示されているようです。また 大垣市と西美濃地域の観光情報などを紹介する観光交流館があるようです。軽く館内を拝見しましたが こちらも また何れ訪れて ゆっくりと展示の鑑賞などをしてみたいと思います。

➡️ Googleマップ 

➡️ 大垣市奥の細道むすびの地記念館 ホームページサイト

  

再び「OKBストリート」へ。

郭町交差点は歩行者の横断歩道がなく 歩行者は安全な地下道を通って交差点を横断する形となります。

➡️ Googleマップ


郭町交差点から「OKBストリート」東側歩道を歩き進んだ東側に「名水 大手いこいの泉」があります。2003年に完成した名水の泉は 安定して水が自噴するように 周りの地盤から1.5m掘り下げ平場を設け その中央に 昔は多くの家で見られた井戸槽(いどぶね)を御影石で再現したとのことで 気持ち良く名水をいただくこともできます。また ペットボトルを持参して水を入れる方もいらっしゃるようです。

➡️ Googleマップ 

➡️ 名水 大手いこいの泉についての詳しいサイト(大垣市 ホームページサイトより)


駅に戻ってきて今度は駅の北口へ。駅前には大型ショッピングセンター「アクアウォーク大垣」や 家電のヤマダ電機 紳士服のアオキなどの商業施設も立っていたり 病院やホテルも立ち 数十年前の北口とは思えない開発が進んだ形となっています。

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北口から望んだJR線ホームとホテルやマンションなどの建物の模様を。

再び 南口へ戻ってきて 三重県の桑名へ向かう養老鉄道の車両をパチリと。近鉄としてで使われた車両がそのまま使われています。

➡️ 養老鉄道 ホームページサイト 

 

大垣市街の歩きとりっぷを楽しんでお届けしましたが 訪れた場所や施設に対して また何れ訪れてお届けをしたいものですし それに加えて「水門川」沿いの歩きとりっぷもしてお届けしたいですね。名古屋駅界隈とは違って 大垣市街の中心部は意外と閑静な雰囲気をした街でありながらも「水の都」をアピールした良い街です。
ということで 歩きとりっぷを楽しんだ後は「OKBストリート」沿いにあるお店へ訪れて美味しいものと併せて乾杯しましたが その模様はまた改めて。


(撮影・調べ・文/PONTA 記事作成日/2018年9月24日)








名古屋発!街とりっぷマガジン PON-Po(ポンポ)

名古屋在住のPONTAが 名古屋を中心に 時には 名古屋以外の東海エリア・東海エリア以外へ街とりっぷ(街の旅)をしながらあれこれな情報や街に関したニュースをお届けしていく新感覚WEBマガジンです。 『PON-Po(ポンポ)』とは 街とりっぷをする本人である『PONTA』。あれこれなどな情報をお届けする形で記事を掲載していく『Post』。その『PONTA』と『Post』を合わせて略称したものです。

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