【愛知県庁本庁舎(名古屋)】「国の重要文化財」にも指定されている県庁本庁舎
「名古屋市役所本庁舎」の南隣に建っていて「愛知県」の行政を行なっている『愛知県庁本庁舎』。
1938年(昭和13年)3月 昭和天皇御大典の記念事業の一つとして 名古屋市中区新栄町(当時木造2階建て)から現在の場所への移転が決定され 現在の建物(地上6階・地下1階)が建てられました。
庁舎の基本設計は 建築家の西村好時氏と当時 東京帝室博物館(現、東京国立博物館)の設計コンペで最優秀を獲得した建築家の渡辺仁氏に委嘱し 両氏の案をもとに県建築部営繕課が実施設計を行い 当時の建築費は300万円で 建設地が名古屋城の外堀内にあり 1933年(昭和8年)北隣に建設して竣工された「名古屋市役所本庁舎」と同じように 名古屋城との調和を図った趣向の建物となっています。
また 1989年(平成元年)11月に「名古屋市都市景観重要建築物」に指定され 1998年(平成10年)7月に「文化財保護法」による国の文化財建造物に登録され さらに2014年(平成26年)12月に「名古屋市市役所本庁舎」と同時に国の重要文化財に指定されました。
『愛知県本庁舎』は 県政にご理解を深めて欲しいということで 祝日を除いた月曜日〜金曜日の8:45〜17:30の間 概ね5人以上のグループで直接または電話で予約をする形になりますが『本庁舎』の見学をすることができます。
(少人数の場合は相談する形になります。)
私も未だに『本庁舎』に立ち入ったことがないので 1度は立ち入って見学してみたいです。
(撮影・調べ・文/PONTA)
愛知県庁本庁舎
名古屋市中区三の丸3ー1ー2
052ー954ー6057(総務部財産管理課)
(見学可能時間)
8:45〜17:30
祝日を除いた月曜日〜金曜日に限ります。
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